コーヒーのたて方
美味しいコーヒーの秘訣
美味しいコーヒーを飲むために最も重要なのは、焙煎したての新鮮なコーヒー豆を使用することです。ただし、焙煎直後の豆は炭酸ガスが大量に発生し不安定な状態のため、とげとげしい味になります。
焙煎後1〜2日置けば安定し、その豆本来の甘味、 酸味、苦味などを味わうことができます。
コーヒーとお湯の分量
コーヒー | 湯 量 | |
1杯分 | 約15g | 150ml |
3杯分 | 約36g | 450ml |
5杯分 | 約50g | 750ml |
たて方の手順
ペーパーフィルターの底のシール部分を手前に折ります。
裏返して側面のシール部分を手前に折ります。
★底と互い違いになるように折ってください。
人数分のコーヒーの粉を入れ、少し揺すって平らにして真ん中をスプーンなどで少し凹ませます。
90℃弱のお湯(沸騰したお湯を少しさましたもの)を、 中央から外側へ「の」の字を書くように静かに注ぎます。
★粉全体をしめらせる程度の量で充分です。
粉全体が膨らんできたら、20〜30秒待って蒸らします。
中央から「の」の字を書くように2回目のお湯を静かに注ぎます。この際、縁までお湯をかけないようにしましょう。(縁の部分は粉の量が少なく、コーヒーの成分がうまく抽出できません。)
3〜4回目のお湯も2回目同様に注ぎます。それぞれ前のお湯が落ちきる前に次のお湯を注ぎましょう。
お湯がすべてドリッパーから落ちる前にサーバーからはずしましょう。
お好みでミルクやシロップをかけてお楽しみください。
コーヒーの保存方法
密閉容器に保存する
少しでも長くおいしい珈琲を飲んでいただくために、コーヒー豆の品質の変化を遅らせるには酸素、水分、光を遮断することと、高温を避けることが重要です。
まずは酸化を遅らせ(空気に触れなくする)、吸湿、吸臭を避けるために密閉容器に入れましょう。
(その際、袋の空気を抜き輪ゴムなどで封をして、そのまま密閉容器に入れるとさらに効果的です。)
冷暗所に保存する
粉の場合は空気に触れる面積が断然大きくなるため、豆の場合より品質の変化は速くなります。
なるべく涼しく、日の当たらない場所で保管してください。
おいしく飲んでいただくための保存期間の目安は、粉の場合は常温で約20日、豆の場合は常温で約1ヶ月、それ以上の場合は冷蔵保存、さらに長い場合は冷凍保存が有効です。
お召し上がりの際には、冷蔵庫からの出し入れの温度変化やにおい移りにご注意ください。
※一度冷やしたコーヒーをお召し上がりの際には、《常温》に戻してから抽出してください。
※ コーヒーは吸湿性が非常に高く、臭いを吸着する性質がありますので、冷蔵庫などに入れる場合は必ず密閉容器に入れてください。